塩ビシート防水はどのようにすると剝がれにくくなるの?
塩ビシート防水の剥がれを防ぐためには、いくつかのポイントを押さえての施工が必要です。
特に下地処理と密着性がポイント。
まず、下地処理ですが、塩ビシートをしっかりと貼りつけるには、施工する面がデコボコしていたり、ホコリや汚れが付いたままだと、シートがきれいに密着しないです。
ですから、まずは下地をしっかり清掃して、滑らかに整えます。
また、ひび割れや凹凸がある場合は、パテなどを使って補修します。
それから、プライマーを塗るのも超重要です。
プライマーは、下地と塩ビシートの密着性を高めるための下塗り材です。
これを忘れずに塗布することで、シートがしっかりと貼りつくようになります。
そして密着性を高める工夫ですが、塩ビシートを貼るときには空気の入らないように注意しながら、確実に圧着することがポイント。
例えば、ローラーを使って丁寧に押さえつけながら施工することで、シートと下地の間に空気が入らず、しっかりと密着します。
さらに、シートの継ぎ目部分の処理も大切です。
塩ビシートは複数枚を組み合わせて施工することが多いので、継ぎ目部分を熱で溶かしてつなげる"熱融着"が効果的です。
この処理をしっかり行うことで、継ぎ目からの水の侵入を防ぎます。
現在、弊社では防水工事スタッフを募集しています。
興味がある方からのご連絡、お待ちしております。